八海醸造株式会社が運営する「魚沼の里」敷地内には「八海山」の醸造蔵やそば屋や菓子処、売店などが点在し、雪国の暮らしや食文化に触れることができる。特にその中心的存在である「雪室」は1,000トンもの雪を1年間貯蔵し、日本酒や焼酎などを長期低温熟成する施設で、見学も可能だ。ガイドに案内されて施設内に入ってみる。雪室内の気温は4度と暑い夏を忘れさせてくれるほどの寒さだ。

木津 順さん　雪室内にあるショップ「千年こうじや」スタッフ。雪室のツアーガイドも務める。

雪室は１，０００トンの雪。一升瓶１万本がとれる２万ℓタンクが２０本すえつけられている。雪室内の気温は４度に保たれ寒い。銘酒「八海山純米吟醸酒」の原酒が５年間長期熟成される。

オーク樽に保存される焼酎

メモリアル焼酎は指定日まで、じっくり低温貯蔵され、お客様のご指定する日に届けられる。記念日のお祝いに予約していく方が多いそうだ。

「千年こうじや」内カフェススタッフの 瀬下明日香さん

“カフェのおススメはガンジーソフトクリーム（３００円）や「麹だけでつくったあまさけ」がいろんな味で楽しめるソフトドリンクです。プレーン３６０円、抹茶３９０円、チョコレート味３８０円など。八色すいかや梨など季節に応じた旬の素材と掛け合わせています。”

八海山オリジナル商品はファンにはたまらない

売店では八海山階の「OKATTE」では酒器や陶器等の食器が並ぶ。人気は八海山オリジナル冷酒グラス（３００円）やショットグラス（２７０円）。をイメージしたバウムクーヘンや八海山オリジナル商品、そしてもちろん銘酒「八海山」各種をおみやげとしてお買い求めできる。

この他にも「そば屋　長森」や「うどん屋　武火文火（ぶかぶんか）」などもあり自然と共に魚沼の食文化を楽しむには絶好の場所だ。

魚沼の里
新潟県南魚沼市長森４５９
TEL：025-775-7707
http://www.uonuman-no-sato.jp