【魚沼の里】そば屋 長森で雪国の遅い春を楽しむ

作成: 日時: 2021年3月31日
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「魚沼の里」の奥の方にひっそり佇む古民家風の建物、そこが「そば屋 長森(ながもり)」だ。低いくぐり戸をしゃがんで通り、昔ながらの広い土間に足を入れる。 中に入ると、囲炉裏のある板の間、太い梁と高い天井…聞けば、古民家を移築したという。風格のある佇まいながら、どこか懐かしさを感じる空間だ。
そこを仕切るのが料理長の宮内 浩さん。「そばの実は時季に応じて一番良いものを使っています。新潟県中越産や佐渡産、北海道産…。夏は雪室で熟成したそばの実も使います。」 そばもこの地域に多い海藻をつなぎに使ったそばだけでなく、十割そばや二八そばも楽しめる。驚いたのは“そばつゆ”を二種類出されたこと。かつお節と昆布だけを使った江戸前そばに合うシンプルな濃いつゆとかつお節と昆布に加え、サバ、うるめ、煮干し、椎茸など幾種類もの素材からだしをとった魚沼風の田舎つゆ。「つゆに応じてそばの食べ方も変えるといいと思います。濃い目のつゆにはちょっとつけて、薄めの田舎つゆにはそばをたっぷり浸してお召し上がりいただくと違いが楽しめると思います。そばもつゆにも使う水は「清酒八海山」の仕込み水と同じ雷電様の清水です。」
「せっかくここに来たのだから、酒とおそばでゆっくり過ごしてもらいたい。」と語る宮内さん。外の景色も眺めることができる縁側の席も人気だそうだ。「春は菜の花、夏はそばの白い花が丘一面に咲きます。豪雪地帯なので山菜が出てくるのも遅い。サクラも遅い。遅い春を楽しめます。」
「そばも含めていろいろな味を味わってもらいたい。もちろん日本酒もね。」と語る宮内さん。豪雪が生み出す水と職人の技が生きる、お酒とそば。雪国のテロワールを春を感じながらゆっくり味わってほしい。


冷たいそばには2種類のつゆをつけることも可能


斜面を黄色に彩る菜の花畑は散策もできる


料理長 宮内 浩さん


時季に応じて使い分けられるそばの実


採れたての山菜や季節の野菜がのった「ぶっかけそば」は季節に応じて具材が変わる



旧家の一部を移築した古民家風の建物


元は日本料理の料理人というだけあって、お酒やそばに合うサイドメニューも充実している
そばつゆを使ったふわふわの「玉子焼」

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