「南魚沼市で雲海が見ることができるってご存じですか?」

作成: 日時: 2020年4月13日
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「南魚沼市で雲海が見ることができるってご存じですか?」
そう語るのは南魚沼市の「ホテル木の芽坂」に勤める若井勝也さん。雲海の美しさに魅せられて雲海の情報を発信し続けている。

若井さんにきっかけを聞いてみた。

「5年前ほど前、坂戸山を年間90回ほど登山したことがあるんですが、その時山頂から見える雲海のすばらしさに感動して、ほかの人にも伝えたいと思ったのが最初です。でも坂戸山は山頂まで片道1時間の登山をしないといけない…。そこで、車で見にいけるところを探したのがはじまりです」

3年前からは雲海発生予報を立てて、ホームページやフェイスブックで発信するようになったという。

「雲海というと標高2,000メートルの山に登らないとみることができないと思いがちですが、魚沼盆地は寒暖の差があるので、比較的低い山からでも見ることが可能です。天気予報などを参考に10日前に予報を発信するのですが、今では8割の確率で雲海発生を的中できるようになりました。そのおかげか、仲間からは“雲海マスター”と呼ばれるようになりました。」

自身が運営する「南魚沼雲海マスター」のフェイスブックで雲海を一緒に見に行きませんかと発信し、友人やそのまた友人などと乗り合わせで出発し日の出の20分前から見始めて、雲海に上る日の出を見て解散というパターンが多いということだ。

ご来光を撮影する参加者

「昨年は年間200名の方が参加しました。前日雨が降るなど湿気が高く、翌朝晴れると放射冷却で雲海が出やすくなります。寒暖差があることもポイントですので、春か秋が見頃です。」

夜の雲海もオーロラのようで幻想的というからぜひ見てみたいものだ。

夜の雲海

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雲海ハント