冬の伝統的なまつり図鑑

作成: 日時: 2019年12月9日
行きたい

 

箕作の道陸神祭り(長野県指定無形民俗文化財)

子どもたちが、手にオンベと呼ばれる顔が描かれた長い棒を持って家々を回る。新婚夫婦のいる家では、嫁に布団をかぶせオンベで背をつつく。婿(夫)は集落の男衆から胴上げされ、雪の上に投げ出される。

◦開催日/1月中旬(小正月の行事)
◦場所/箕作集落
◦問合せ/栄村公民館
◦TEL/0269-87-2100

 

横倉集落の道陸神

道陸神祭りで茅や藁でできた塔を焼いた後、集落の皆で顔じゅうに墨を塗り付けあう。墨を塗れば一年健康でいられるという。他の集落でもほほに少し塗るくらいはあるが、全面塗り付けあうのはここだけ。

◦開催日/1月中旬(小正月の行事)
◦場所/横倉集落
◦問合せ/栄村公民館
◦TEL/0269-87-2100

 

猿ヶ京神明神社夜神楽

毎年、大晦日の夜に猿ヶ京神明神社では除夜の舞と初詣舞を開催します。神楽殿で地元猿ヶ京太々神楽保存会による新年の五穀豊穣と一年の家内安全・身体健康の祈願舞を奉納します。無料の甘酒サービスや、舞の間に投げ餅を行い福餅は景品と交換できます。

◦開催日/2019年12月31日・2020年1月1日
◦場所/群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉1501 猿ヶ京神明神社
◦問合せ/まんてん星の湯
◦TEL/0278-66-1126

 

白鳥集落の鳥追い・道陸神

夜、子供たちが集団で横槌を曳き「もぐらもちゃ どけった よこづちゃきたぞ おこせばどやすぞ」と歌いながら集落を回る。道陸神では茅の塔の中に入れるように扉を付け、こどもたちが中に入って火をつける。

◦開催日/1月中旬(小正月の行事)
◦場所/白鳥集落
◦問合せ/栄村公民館
◦TEL/0269-87-2100

 

多聞天春季押合大祭

木札やもちをまく側が「まくぞ!」と声をかけ、拾う側はそれに返すように「サンヨ!」と声を返す。雪壁を作りその中で行われる。

◦開催日/2020年3月29日
◦場所/津南町陣場下(毘沙門天)
◦問合せ/津南町観光協会
◦TEL/025-765-5585

 

節季市

農家の人々が、主に冬期間の副業として竹やわら等で作った生活用品、民芸品を持ち寄って始めた市場に由来。犬や十二支を型どった小さなしんこ細工の「チンコロ」が人気で、別名「チンコロ市」とも呼ばれています。

◦開催日/毎年1月10日・15日・20日・25日
◦場所/諏訪町通り(十日町駅より徒歩約10分)
◦問合せ/十日町市役所観光交流課
◦TEL/025-757-3100

 

大白倉のバイトウ

雪原にケヤキとわらを使ってバイトウと呼ばれる直径8m・高さ10mの家を造り、集落内外から集まった人々がその中で酒を酌み交わし語り合い、祝い唄を歌います。最後にその家に火をつけ、その炎の姿で今年の作柄を占い、1年の無病息災・五穀豊穣を願います。

◦開催日/2020年1月12日
◦場所/大白倉地内
◦問合せ/(一社)十日町市観光協会
◦TEL/025-757-3345

 

鳥追い

田畑の作物を食い荒らす鳥獣を鳥追いの歌を歌って追い払い、その年の豊作を願うもの。正月の後の小正月に町内各地で行われる。

◦開催日/2020年1月14日・15日
◦場所/湯沢町内各所

 

むこ投げ・すみ塗り

前年に結婚した初婿を、薬師堂の高さ5メートル程ある境内から投げ落とす行事。今では、結婚の祝福と夫婦の絆をかたくなるよう願い行われているが、由来は、略奪結婚の名残とも、ムラの娘をとられた腹いせが形を変え残ったものとも言われている。

◦開催日/毎年1月15日
◦場所/松之山温泉薬師堂
◦問合せ/松代・松之山温泉観光案内所
◦TEL/025-597-3442

 

越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭(国の重要無形民俗文化財)

日本三大奇祭の一つ。多くの信者が参拝に集い、もみ合い押し合い、五穀豊穣などを祈り、祝宴の中で歌い踊り士気を鼓舞した事が起源とされている。

◦開催日/2020年3月6日・2020年3月7日
◦場所/南魚沼市浦佐2495 普光寺毘沙門堂
◦問合せ/普光寺
◦TEL/025-777-2001