雪国へいこう【05温泉タクシー編|桑原修さん】

作成: 日時: 2018年12月6日
やりたい 知りたい 行きたい

スキーやスノボで「雪国」に来る人の多くは、スキー場や駅での記憶しかないのではないだろうか?なんと、もったいない!スキー板を外し、ちょっと町に出るだけで違う世界が広がる。雪国の風土、暮らし、そして文化。雪のない都会では想像もつかない様な異文化の世界が広がる。そんな体験がしたくて、雪国に暮らす人たちを訪ねました。

雪国へいこう【01狩猟編|阿部達也さん】 こちらへ
雪国へいこう【02織物編|酒井武さん】 こちらへ
雪国へいこう【03どぶろく編|笛田文芳さん】 こちらへ
雪国へいこう【04わら細工編|涌井千春さん】 こちらへ
雪国へいこう【05温泉タクシー編|桑原修さん】 この記事
雪国へいこう【06酒蔵編|風間勇人さん】 こちらへ
雪国へいこう【07祭り編|小野塚賢さん】 こちらへ

 

 

桑原修さん

栄村・津南町にまたがる秋山郷は“秘境”として有名な観光地だ。渓谷美で知られ、8つの集落に湯が湧き出す温泉の宝庫でもある。ただ、道路が細く、山道の運転に不慣れなドライバーにとっては難儀なルートでもある。
そんな観光客にとってうれしいサービスができた。それが「秋山郷温泉タクシー」だ。ドライバーの桑原修さんは言う。「当社は日本ご当地タクシー協会に所属していますが、路線バスでは運行しない、自家用車では運転しにくい山道の秋山郷の観光の活性化になればと思い始めました」

温泉ソムリエでもある桑原さんは温泉の解説はもちろん地元ドライバーならではの隠れたビューポイント、特産品、名物料理、歴史など観光情報を教えてくれる。そんな桑原さんにオススメの温泉を敢えて聞いてみた。「小赤沢温泉「楽養館」の湯。 全国的にも珍しい、鉄分を多く含んだ赤い湯が特徴で、その濃度は一般療養泉の倍以上です。疲労回復、関節痛、リュウマチ等に効きます」「また変わったところでは屋敷温泉「秀清館」の湯。気温により、湯色が白濁→無色→エメラルドグリーンと変化します」

さらに、お客様の要望や天候に応じてその日最適なコースに変更してくれるそうである。

 

森宮交通株式会社

長野県下水内郡栄村北信3475-1
TEL.0269-87-2736