【おうちガストロノミー】自慢のお汁、こだわりのお汁、季節のお汁。

作成: 日時: 2018年10月1日
食べたい

お汁一つをとっても季節によってさまざま。メインの食材が同じでも地域によってだしや味付けが違う。もっと言うと家庭によってもちょっと違う。で、みんな自分の家のお汁がいちばん!と思ってるようで…

 

 

粕汁

酒粕が入ってるから冬でも温まります。長野県や新潟県は長野県特産の「野沢菜」をいれた粕汁をのむところもあります。

レシピ(4〜6人分)
・里芋 4個
・大根 200g
・にんじん 1本
・ネギ 2本
・酒粕 60g
・味噌 40g
・しょうゆ 少量
・だし汁 800cc

1.里芋、にんじん、大根皮をむき一口サイズに切る。
2.鍋に切った里芋とにんじん、大根、だし汁を入れて中火~弱火で煮る。
3.里芋や野菜がやわらかくなったら煮汁でよく溶かした酒粕を入れる。
4.味噌、しょうゆで味付けをし、小口切りにしたネギを入れて完成。

 

 

さばたけ汁

さば缶とたけのこの入ったお味噌汁。地域によって「さば」をいれるか「にしん」をいれるかが分かれます。

レシピ(にしん)
・竹の子(根曲がりタケ)
・わらび
・身欠きにしん
・味噌
※各適量

1.竹の子は皮をむいて、水にさらしてアクを抜く。
2.他の材料も食べやすい大きさに切る。
3.鍋に材料を入れて煮る。
4.味噌を入れて仕上げる。

 

 

クジラ汁

新潟では定番の夏の汁。じめじめした蒸し暑い夏を乗り切る為にのむのです。地域によってみそを使ったり、しょうゆを使ったり様々です。昔、くじらは日本人の大切なタンパク源でした。

レシピ(みそ)
・くじら
・ゆうご(夕顔)
・なす
・玉ねぎ
・味噌
※各適量

1.くじらの塩を洗い流し、食べやすい大きさに切る。
2.他の材料も食べやすい大きさに切る。
3.鍋に材料を入れて煮る。
4.味噌を入れて仕上げる。

 

 

きのこ汁

具だくさんの秋の定番お汁です。自分でとったきのこを使って作ると美味しさ3倍です!

レシピ
・きのこ
・豆腐
・長ねぎ
・しょうゆ
・だし汁
※お好みで根菜を入れても美味しい
※各適量

1.天然のきのこは水にさらして虫やゴミを除く。
2.だし汁に材料を入れて沸騰させ、しょうゆを加える。
3.再び沸騰したら豆腐を入れる。
4.最後にねぎを入れてひと煮立ちさせて完成。

 


真白き世界に隠された知恵と出会う”雪旅”

雪国ガストロノミーツーリズム

いろいろな場所を食べ歩くのもいいけれど、ときには目の前の一皿に向き合うのもいい。旅先でおいしいものに出会ったら、食材やそれを育てた人に思いを馳せてみる。風土や文化とつながる食のストーリーが、旅をもっと豊かにすることでしょう。