【魚沼の里】猿倉山ビール醸造所で魚沼の秋を満喫する

作成: 日時: 2018年10月1日
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「猿倉山ビール醸造所」。テラス席は開放的で、眼下に魚沼の里が広がる。

小高い丘を越えると印象的な白い三角屋根が姿を現す。ここは、この夏オープンしたクラフトビール工場「猿倉山ビール醸造所」だ。これは近隣にあった八海山泉ビール醸造所を移転し、「猿倉山ビール醸造所」として生まれ変わったもの。ビールも銘酒「八海山」の仕込み水に使われている“雷電様の水”を使用。日本酒同様、すっきりとした味わいになった。名前も“雷電様の水”を使用していることから「RYDEEN BEER」に変わり、パッケージも周辺に生息する猿をモチーフに一新した。

フルーティーな香りと柔らかな酸味の“ヴァイツェン”、コクのある中にもすっきりとした味わいの“アルト”、ホップのキレの良い苦味と豊かな香りが楽しめる“IPA”の3種。

「RYDEEN BEER」の“ヴァイツェン”、“アルト”、“IPA”。

店内ではガラス越しにビール醸造の様子をながめながら飲食できる。メニューもビールに合う料理を厳選。地元内山肉店さんのソーセージ盛り合わせやシャルキュトリー3種盛りなど。さとやベーカリーのパンに雪ひかりポークのあらびきソーセージを挟んだホットドックはピクルスが細かく刻んである一品。いずれも地元魚沼素材を使用したここでしか味わえない料理だ。もちろん、人気の「八海山のあまさけレモンソーダ」などオリジナルソフトドリンクも人気だ。

テーブルに腰かけると、魚沼の里や田んぼが眼下に広がり、気持ちいい。夕方には魚沼丘陵の山際に沈む夕日も眺めることができるという。開放的な雰囲気は、ビールを飲むだけでなく、カフェとしてカジュアルにも使えそうだ。気の合う仲間とおしゃべりしたり、ぼーっと景色を眺めたり、本を読んだり…。

店内はガラス越しにビールの醸造の様子が見ることができる。

料理もビールに合う料理を厳選。

日本に何本も無いような希少なスコッチなど蒸留酒コーナーは圧巻の品ぞろえ。

店内には出来立てのパンを提供する「さとやベーカリー」、店内で飲食したビールやおつまみをはじめとしてビールに合う食べ物が買える「リカーショップ猿倉山」も併設。冬にはこの白い屋根に雪が降り積もり、かまくらのようになるらしい。さらに、この秋にはピルスナー、その後も季節限定でポーター、ペールエールなどぞくぞく新しい種類も加わるということで、いまから楽しみだ。

併設の「さとやベーカリー」は焼きたてパンのお店。酒粕酵母を使った香り高い「酒種あんぱん」や塩麹を使った「バターロール」など、ここでしか買えない珍しいパンもある。

また、猿倉山ビール醸造所に通じる道沿いにあるクラブハウス1階には、コーヒースタンド「little M.」がオープンした。ビールを飲んだ後、おみやげにオーガニックコーヒーと手作りのお菓子やパンをテイクアウトするなんてこともできそうだ。

「little M.(リトル エム)」は農園クラブハウス1階に新しくオープンした自然栽培のオーガニックコーヒーと手作りのお菓子をテイクアウト中心で楽しめるお店。オリジナル焙煎のコーヒーや焼かずに食べれる「贅沢角食パン」など健康とおいしさを両立している。

 

魚沼の里[六日町I.C.より車で20分]
http://www.uonuma-no-sato.jp/

・そば屋 長森
・城内食堂 武火文火(ぶかぶんか)
・菓子処 さとや
・つつみや八蔵(はちくら)
・八海山雪室
・八海山みんなの社員食堂
・猿倉山ビール醸造所
・little M.