scfは「雪と旅」に生まれ変わります。
3県7市町村にまたがる雪国観光圏は世界でも類をみない多雪地域です。この地に3mを越す雪が降るようになったのはなんと8,000年前。縄文時代のことだそうです。縄文土器の代表とされる火焔型土器がこの地でつくられていたのが、およそ5,000年前ですからそれよりずっと前から雪国だったのです。先人たちは、いかにして冬を越してきたのでしょう。そこには雪国ならではの知恵がありました。そして、いまも息づいています。
雪国観光圏のフリーペーパーscfは、こうした雪国のストーリーを紹介してきました。そして知れば知るほどに7市町村に広がるストーリーをもっと深く取材したいという思いが強くなりました。そこで各市町村の観光協会の協力のもと取材ネットワークと編集体制を充実させこれを機にscfをリニューアルすることにしました。
この春、scfは「雪と旅」に生まれ変わります。雪、旅というふたつの単語をつなぐことでどんなストーリーが生まれるでしょうか。冬に雪が降り、その恵みは大地を潤し、田畑を実らせ、緑豊かな自然を育み、アウトドアアクティビティの源泉ともなる。四季折々で雪の恵みを感じる旅をご紹介します。雪国の旅が、もっと豊かなものになることを願って―。これからの「雪と旅」にご期待下さい。