日本一の豪雪ならではの雪国体験、津南ゆきんこ散歩。

作成: 日時: 2015年1月15日
やりたい

津南ゆきんこ散歩

 

「蓑(ミノ)」を着て集落を散歩。冷えた体は、温泉でぽっかぽか。

新潟県津南町と長野県栄村にまたがる苗場山麓ジオパークが昨年12月に認定されたことを祝して、1月15日〜3月15日まで、無料で“蓑(ミノ)” や“すげぼうし” を貸し出します。(宿泊者が対象です)

場所は、信濃川河畔の集落の中にある小さな隠れ宿“しなの荘”。ここは集落の中に温泉旅館があるというちょっと珍しいロケーション。だから旅館を出たら、雪国の暮らしがそこかしこにみられます。雪囲いや除雪の風景など、雪国ならではの暮らしぶりを身近に感じることができるんですね。

豪雪の町として全国的にも有名になった津南町は、たった一晩で雪が1m積もることも珍しくありません。住民にとっては大雪は毎年のことでもあり、暮らしの様々な面での備えも充分されています。例えば、家の作りや雪囲い、除雪のやり方、縦型の信号機などは、豪雪地ならではの知恵といえます。

津南ゆきんこ散歩

 

津南ゆきんこ散歩

 

 “蓑(ミノ)” や“すげぼうし” は、津南町で古くから使われていた本物

“蓑(ミノ)”や“すげぼうし”も、そんな雪国文化のひとつです。ゆきんこ散歩で使う“蓑(ミノ)”や“すげぼうし”は、津南町教育委員会が大切に保管してきたものを特別にお借りしています。昔から当地に伝わってきた素材や製法で作られた、いわば本物なんです。

津南ゆきんこ散歩

上の写真の“蓑(ミノ)”の材料は、全国的にはワラが一般的ですが、津南町ではヒロロという植物が使われてきました。ヒロロは、ワラよりも軽くて、しかも雪がつきにくいんだそうです。

津南ゆきんこ散歩

写真の“すげぼうし”は、タヌキランと呼ばれる植物を編んで作られた帽子。帽子といっても全身を覆うようにかぶります。現在でも、小正月行事の鳥追いで子どもたちが身につけて歩く姿がみられますよ。

 

津南ゆきんこ散歩

2015年1月15日から3月15日まで

  • 対象 旅館宿泊者
  • 場所 しなの荘
  • 主催 津南町旅館組合
  • 後援 津南町観光協会
  • 協力 津南町教育委員会

津南ゆきんこ散歩に関するお問合せは、津南町観光協会まで。TEL:025-765-5585 FAX:025-765-5586 メール: kanko@tsunan.info

又は、しなの荘 TEL:025-765-2442 FAX:025-765-1082 に直接お問い合わせいただいても結構です。