みなかみ町でオーガニック・チョコレートが味わえる!「ボサノバ」で聞いた、ちょっと深い話。

作成: 日時: 2014年10月22日
ほしい 食べたい

ボサノバ|カウンター

ボサノバは今年9月21日にオープンしたばかりのオーガニック・チョコレートのお店。

オーガニック・チョコレート(ボンボン)は15種類。一品から買うことができるが、中でも、一番人気は「バレンシア・ショコラ」。オレンジの輪切りをチョコレートでくるんだもので、見た目も美しい。かわいい小箱に入ったセットもあり、ギフトにもよさそう。

ボサノバ|ショーケース

どのチョコレートも魅力的(どれにしよう…)

ボサノバ|バレンシア・ショコラ

一番人気の「バレンシア・ショコラ」

ボサノバ|小箱に入ったセット

セットも豊富

また、店内のレストランでは、3種類のチョコレートがアソートされたショコラ・セット(ドリンク付き・1,200円)をはじめ、ホットチョコレート(560円)やモーニングメニュー(1,200円)、ランチメニュー(1,850円)も楽しめる。

ボサノバ|店内

お洒落な店内

ボサノバ|イートインスペース

イートインスペースの雰囲気も抜群

ボサノバ|店内から見るテラス

ボサノバ|カプチーノ

 

先日、石川社長はカカオをフェアトレードによって仕入れているエクアドルに行ってきた。

ボサノバ|石川社長

活き活きと語る石川社長

フェアトレードとは、発展途上国で作られた原料、製品を適正価格で長期間に渡り購入することで、生産者の自立を促すことを目的とした「公正な貿易」のこと。そこに、ボサノバも加わり発展途上国の支援に繋がる活動をしているそうだ。

現地で実際、栽培、生産されているカカオを調査してきたという。収穫したカカオの実を天日干しで乾燥したあと、室(むろ)の中で、バナナの皮を使い発酵・熟成させる。そのあと、2次発酵させた後、再度乾燥させ、チョコレートの原料カカオが出来上がる。それを粉末にして、分離機でチョコレートとなる黒い固体とカカオオイルに分離させる。ちなみに、カカオオイルはホワイトチョコやカカオパウダーの元になるそうだ。

チョコレートは100年前、スペイン人が持ち込んだそうだ。当時は薬として使用された。それが、アメリカのニューヨークで砂糖と混ぜて今の食べやすいチョコレートになったそうだ。

ボサノバではフランフランやカオカとコラボレーションして、フェアトレードに取り組んでいる。売り上げの一部が現地エクアドルの経済的自立に役立てられという。

店名由来は音楽のボサノバから。新しいことに楽しくチャレンジという意味という。アウトドアの「TOPグループ」、バームクーヘンの「ガルバ」と新事業に取り組んできた石川社長の新たなチャレンジに期待したい。

ボサノバ|外観

Bossa Nova(ボサノバ)
群馬県 利根郡みなかみ町 大穴815-3
TEL:0278-72-6677